パーティーノキセツ

ソフトが久々に東京でライブ。EYE、MOOCHY他、注目のラインナップ。

2006.12.22 FRI. Open/Start 23:00

冬休み 〜年末ジャンボ忘年会SPECIAL
at ageHa(Studio Cost)

  -DJ-
EYE / KAORU INOUE
JUZU a.k.a. MOOCHY/ MOODMAN
DJ KENSEI / KEM DJ
KENJI TAKIMI / HIKARU
ALTZ / APOLLO / CMT
SANDNORM / DONUTS / IZUPON

-Live-
SOFT

-Visual-
BETALAND / 宇川直宏 / toshi
-Lighting- YAMA-CHANG
-Deco- OLEO (F.O.L.) + R領域

先日OVAのリョウマ君からパーティーの知らせがあった。この10年くらいのシーンを総括する試みのひとつといえるような、そんな気合が感じられる企画だ。OVAで思い浮かぶのは、はじめて足を運んだときのことだが、ダンスフロアで突然バスケットボールが始まって、しばし呆然としたことだ。その大胆さと勇気に感動した。なんだか、場をゆさぶろうとするアクションが伝わってきたんだな。

振り返って、色々と刺激があった90年代で特に印象的だったのは、山塚EYE、高木完、dj Chinaの3者が共同で開催していたSky Touch。音楽ってこんなにおもしろいものなのか、と際限がないほど毎回興奮させられた。音の聴こえ方が、様式や名称でなくてもっと微細な因子に分解したそのそれぞれのパラメーターが次々と連結されていくのを鼓膜が直接とらえている、そんな感じだった。

Softのベースともいえた京都大学吉田寮の食堂でのOUT PUTも、そこに関わる人々のエネルギーの注ぎ方が晴々としていて、一から手造りのこだわりが見事だった。スピーカーの振動に、年季の入った建物の天井から埃が舞い落ちるのが都らしい空気で和んだ。音響や演出がバチッと決まることはもちろんだったが、晦日に、スタッフが出してくれた京風白味噌の雑煮で芯から暖まったことも忘れられない。

最近は、より身軽、身近なスタンスで楽しめるようになってきてまた面白い。時代がひと回りして、また何か新しいことが始まりそうな気がしている。そんなこんなと、ここしばらくの流れを振り返りつつ、この年末ならではのビッグな集まりを楽しみにしている。



---あらためて、パーティーについて---

上に書き進めたあいだに、パーティーというコトバについて、あらためて考えてみたくなった。90年代の中ごろからこの言い回しをよくつかうようになったのは、そう言い表すほかによい表現がないような、ある音楽観の発見がきっかけだったのだが、おそらく世に流通しているパーティーの響きとは少し距離があるかもしれない。その時以来の音楽用語である“パーティー”の示すところ、単に人が集まって大騒ぎするということではない。

かつて、ある作品やステージに接した時に、そこで演じられるものが、こちらにとっては、ただひたすら一方的に受け入れるか、そうできないか、どちらかの態度しかないように見えていたことがある。現在目の前に接しているものはすでに確定していて、すべきことは選択のみと決まったかのように。しかし、そんな具合に何もかも決定している訳でないことに、ある時、ピーンとくる。既にビニールの溝として定着したレコードでさえ、再生される度に生まれ変わる。どんな作品も完結したものではなく、様々な要因と影響し合って瞬間に現れてくる。たまに、DJのことを、ただレコードをかけているだけではないかと誤解している方がいるが、現場にいる人にはお分かりのように、レコードを再生するタイミング、ミックスによって効果は全く違う。会場をとりまくあらゆる要因が響きあって、意味空間が発生する。これは、実演ではさらにダイナミックに展開する。音の振動以外にも、劇場の装置やオーディエンスの反応(絶叫、ダンス、野次、居眠り)や進行の組み立てなど、どれも作品を構成する要素として無縁のものはない。音、光、人、物などの配置によって、世界が決定しつつ刻々と変化していく場を、PARTYと呼ぶ。自身がその一部になっている世界が立ち上る過程を体験する面白さがそこにある。

パーティーの構成要素には、現場に実際置かれたものだけでなく、これまでに蓄積されてきた考え方や感じ方などの寄り集まった状況が前提のように横たわっている。が、そこでは、前提が当然のように繰り返される訳でも、場の空気を読みつつ無難な身内感覚にまとまることもない。見知らぬ世界に一歩踏み入るようにして、あらためて今起きていることに対してみる。その結果が、何かの役に立つのか、それとも虚空にエネルギーを放つことになるのか、それは問題にならない。ここでの焦点は、ひたすらに集中したやりとりにある。

(06.Dec)


甘栗太郎

2006.9.3 SUN
AT GRASSROOTS

START/18:30
CHRAGE/1000YEN(1D+FREE甘栗)

LIVE:
SANZA SUNCHI (comma) & GOLDEN OMAHA
MOTT (comma)

DJ:
MONOLITH
OKITS?WHAII (GOLDEN OMAHA)
siiigeeekiii
NONBINTLES

ゴールデンオマハとライブやります。遠のく飛行機のかすかな最後の摩擦音をつかみとる。巻き舌と「バビブベボ」による応答。とは、とは。ガリノイズの親類だというびみょうな音。などなど。あまぐりのヘアスタイルに絶景をみる。

(06.Aug)


bbs

海外の通販ページなど、音楽とは関連のない告知がふえましたので、しばらくbbsの書き込みができないようにしました。

(06.Aug)


,night vol.9

2006.3.12 Sunday

@ Unit

<<<Schedule>>>

-----16:30 Open

-----Live : Elektro Humangel + Manx

-----DJ : Bushmind

-----Live : Butthead Sunglass

-----DJ : Shhhhh

-----Live : Pap@rappper

-----DJ : DJ 光光光

-----Live : Abraham Cross

-----22:00 Close

more info

(06.Mar)


,night vol.8

2006/1/28(Sat)開演24:00〜
会場:OUTBREAK
〒160-0004東京都新宿区四谷2-10 第2太郎ビルB1
TEL:03-5368-0852
入場料1800円+ドリンク500円
<< Live>> 
Sabot (from Czech Republic)
Idea of a joke (Less than TV)
Elektro Humangel + 永田一直
Golden Omaha

<< DJ>>
DISCHARGE ( ABRAHAM CROSS )
Hilary Binder ( Sabot )
---
ベースプレイヤーのクリストファー・ランキンとドラマーのヒラリー・ビンダーによるデュオSabot(右上写真)は、チェコ共和国ターボル市を拠点に世界中で演奏活動を続けている。骨太に構築された音づくりで、ドライビングフォースを聞かせる渋いバンド。ターボル市では古い製粉工場を手作業で改造してCESTAというアートスペースを開設、その場所でレコード制作からフェスティバルなど、自主的な展開をしている。

東京の最重要レーベルのひとつLess Than TVのリーダー谷口とEstrella20/20、kabochackのメンバーで2003年に結成されたIdea of a joke(右写真)は、Vo、G、B、Drでものすごくソリッドでベーシックにきめまくる。必見。

デス愛嬌に溢れるハードコア・テクノ・クラストの新鋭 Elektro Humangelが彼らがもっとも影響をうけたというファンタスティック・エクスプロージョン、ナスカ・エクスプロージョンの永田一直と初の共演を果たす。

スキゾ、アメーバ、サイコロをテーマにスタートしたチームGolden Omahaは、エスプレンドール・ジオメトリコからアシッドハウスに引いた線上にあるような実験エレクトロ。

DJにはAbraham CrossのVoでもあるDischargeやSabotのヒラリー、その他ゲストも予定。オープン・ジャンルなグルーブでおおくりします。

以上フライヤーから。

(05.Dec)


ライブ!

年明けにSoftが久しぶりの演奏する。正確には今回は柔-JYUという名前で、ゆる〜くやってみるらしい。2005年はSoftでの活動はお休みで、そのかわり清水とPON2の歌ものバンド「VERY」とか、各自別のプロジェクトに専念してたので、ほんと久しぶりでどんなになるか楽しみ。最近、彼らのカンマでの最初の作品「SUNBOX」を聞いたら、何だか新鮮でびっくりした。特に1曲目の「Singing Mirror Ball」とか、今こんな音が鳴っているダンスフロアに行ってみたいよ。この日はシアトル在住の画家、山本純子さんの展覧会「シャニャータ(空)」のオープニングパーティーとのこと。入場はフリーなのでぜひ足を運んでみてください。

1月10日『 山本純子展 シャニャータ(空)』opening party
18:00-22:00 @ lotusRoots(06-6131-1553)
live : 柔-JYU (soft ambent set) / dj : D.N.T / vj : sean frego

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この年末にはたくさんイベントがあるが、29日の六本木Mazelでの『SUN』ははずせない。

(05.Dec)


実況録音盤『,夜Live』リリース


アーティスト:スマーフ男組、山本精一、アブラハムクロス
タイトル:,夜Live
カタログNo:commacd-18
定価:2520円(税込)
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TR.1 Grand Funk Railroad Is Good! / スマーフ男組 @青山CAY 2004/5/16
TR.2 Hieroglyph / 山本精一 @新宿LOFT 2005/3/21

TR.3 Message from forever-PT3 / Abraham Cross @新宿LOFT 2005/4/23
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最近、友人のミュージシャンから話をきいた。いわゆる正式なCD発売なんて手間ははぶいて、どんどんCDRやNETで展開すればよいのだ、と。その通り、皆、表現者はそうやって手短なところでトライして、きっかけをつくっていけばいいんだ。では、レーベルなんて面倒なことをやっている人間の存在理由はない、ということか?いや、私の動機は確固としてある。それは、記録すること、レコードをつくることだ。CDRでは私物の範囲をこえて「レコード」として一人立ちしていかない。またNETに流れるデータはしがらみを逃れてどんどん拡散し、その結果、容量にかかわらず希薄なものになっていく。時代おくれになりつつあっても、アナログレコード時代に生まれたアルバムという形式は、サウンドとパッケージの構成によって、重層的な意味を保存する方法として有効だ。その情報量はバイト数ではあらわせない。霞みのように消えていく世の定めのなかで、身をもって体験したことを形跡としてのこしておく。そうして形にまとまったものは、時とともに、多くの対話を続けていくはずだ。
 
カンマナイトは、2003年の5月からゆっくりしたペースで続けているイベントです。イベントというよりもパーティーと呼ぶことが多いですが、それは、色んな要素が集まり、その配置の工夫により、トータルな活性化をねらったり、又、意味をとらえ直したりといったことを試みているからです。レーベル活動の中で知り合ったミュージシャンはじめ、毎回気になっている又一目おいている方に参加を呼びかけて、開催してきました。半年も間が空いたり、毎月連続したこともありますが、そのように不定期になのは、パーティーとしておもしろく成立するような集合イメージがピンとくるのを待っているからで、タイミングは様々です。これまで、青山のCAY、西麻布のYELLOW、新宿LOFT、四ッ谷OUTBREAKなど、その度毎の色合いによって、いくつかの場所で開催してきましたが、いつも会場の協力あって、実験的でありながらも最終的にひとつのヴィジョンがほのかに浮かびあがるような出来方をしてこれた、と思います。


今回の作品「,夜Live」はカンマナイトからのセレクションです。音楽がおもしろく聞こえるとき、特にライブ演奏においては、うまく言い表しようがありませんが、時間の質があきらかに変わるのが分かります。そのような「時」に興味がある。カチッと音がしてエンジンが作動するのが、遠くなのか近くなのか分からないが、感じられます。今、今、今、とつねにその一瞬が生々しく、あまりに現実的であるため、まるで幻の中を進んでいくようでもある。今回収録の3組の演奏には、そんな時間がありました。それぞれの演奏は違う日に収録されたものですが、今作を前もってイメージした際に、脳内で不思議なつながり方をしました。霧の中に浮かび上がる諸島を渡っていくように、ちょうど小川芋銭の絵をおもわせるような、おぼろげで鮮烈な音の画がおもしろくまとまりました(参考までに「幻談」)。このCDはリピートして聴いてみても面白いはずです。ジャケットにある象形文字は、夜を表しています。人が手をひろげた脇に、月とカンマ印。太陽の光は、生命のもとでありがたいもの。月明かりは、喰うための都合をはなれてただ照らす。都会にいると月明かりなどほとんど気付かないが、実際には、空気の澄んだ夜の月光はあまりにまぶしく、全く闇に鏡がおかれたようです。「,夜Live」はまばゆい月光にてらされたヴィジョン(幻)です。

スマーフ男組は、レコード針のぱちぱち言う感触がすごく奥行きを感じさせてとてもいい。知的であるし、のんきでもあるし、冷静に発作的であって、ここでジョンケージとアフリカンバンバータが意気投合しているのが分かる。山本精一によるギターソロは本当にゴゴゴゴォゴォーという速度があって、ノイズとかインプロという言いようもありそうだが、そこから飛び出た純粋な音のシャープな印象で、なによりエレクトリック・ギターのかっこよさを思い知らされた。アブラハムクロスは、脱力としたかと思えば、急激な斬り込み。猫が豹に変ずるかのよう。ハードコアの瞬発的な爆発とグニョグニョした流動感覚が、洗練させたブレンドをなしている。アブラハムクロスをはじめ、東京の新しいパンクのカオティックで、なんじゃ!というテンションの実に飄々とした姿勢はおもしろいし、期待できる。


(05.Dec)

近ごろ

おもしろかった音。Yoshitake Expeの新しいトリオは、SPACYということばの響きを一新。MANI NEUMEIERのシンバルの繊細なタッチ、電子顕微鏡で金属の分子構造をのぞき込んだような立体感。新しいバンドYESTERNOWは、60年代後半から70年代中盤までのエレクトリックマイルスのレコード作品にある音質または音場の微妙なニュアンスを、ハードコアパンクのやり方で解釈し直していて興味深い。高円寺リハスタのパンクスひしめく深夜ギグはなぜか香港の騒音を連想、マンクスというバンドはむちゃなインパクト。BushmindのDJでひさびさに踊る。Elektro Hu=mangelらが中野のHeavy Sick Zeroでやったイベント、初心を思い返す。Pure!日頃なにげなくよく聴いた新旧いろいろのレコード。


(05.Dec)


2005年11月4日 『, night vol.7』

AMANOGAWA11/4(Fri)開演24:00〜終演予定5:00
会場:OUTBREAK
〒160-0004東京都新宿区四谷2-10 第2太郎ビルB1 
TEL:03-5368-0852
<< Live>> 
天ノ川 [ MANI NEUMEIER ( GURUGURU / Germany ), L?K?O & ULU ]
YESTERNOW
FILASTINE<< DJ>>
FILASTINE ( SOOT RECORDS / USA, Spain )
DISCHARGE ( ABRAHAM CROSS )
K!K!K!K!K! ( VOVIVAV )
<< VJ>>
MAYUCHI ( M-ONDE )
***
第7回目のカンマナイトは、四谷のアウトブレイクというライブハウスにて深夜の開催。ここは天の川のアルバム「EINS」を録音した所で、全体にベーシックにまとまっていて、特にサウンドシステムがいい会場です。ヴィヴィッドなサウンドが飛び交う空間となるでしょう。
出演者を紹介しますと、まず下でも紹介したライブツアー真っ最中の天の川、密度を増しつつあるトリオの加速状態に出会えるはず。20世紀後半を独自に歩んできたドイツの巨人と東京のクラブダンスミュージック世代の気鋭が、「モダン」に正面から向き合い、それを現在の方法でリミックスする意欲的なバンド。
YESTERNOWは、BREAKfASTのDr、STRUGGLE FOR PRIDEのG、 CHARMのB、BUTTHEAD SUNGLASSのGという東京ハードコアの注目すべきバンドのメンバーからなるインストゥルメンタルのプロジェクトで、音楽と物理的な空気振動が接するギリギリの場で鳴り響くハイテンションなライブ・パフォーマンス。
シアトルのからのゲストFILASTINEは、DJとモロッコ・パーカッションを同時にプレイし、またLaptopコンピュータをコントロールしながら、ヒップホップ、ラガ、アラビック・ストリングス、ストリートノイズとダーティーブレイクの混在する切れ味鋭いビートミックスを聴かせる。急遽、シアトルのダンサーDK PANとの共演も決定しました。
そして東京の二人のDJ。VOVIVAVのメンバーで土の上に裸足というパーティーのオーガナイズをしているK!K!K!K!K!はヴァレアリックなミックスのムードメーカー。東京クラスティABRAHAM CROSSのフロントマンでもあるDISCHARGEは、テクノ初期のロマンチックかつパンクな方向を再認識させてくれるでしょう。
VJには、アンビエントユニットPASS INTO SILENCEのメンバーMAYUCHI。自然界の動きを感じさせるちりばめ方で鮮やかな色彩をライブにリンクさせます。

(05.Nov)


天ノ川「Eins」ツアー
1stアルバム「Eins」では、渦巻くエネルギーから何らかの形が発生してくる様を記録し、新しいバンド登場の瞬間を示したマニ・ノイマイヤー、L?K?O、Uluの「天の川」。このプロジェクトに大いなる意気込みを感じている三者は、「Eins」での音楽性をさらに掘り進めるべく、11月再び全国7カ所でライブを行います。

* 11/1 名古屋 @ daytrip  http://www.aba.ne.jp/~waters/  
052-241-5019 OPEN 18:30予定(詳細は会場までお問い合せください)

* 11/2 大阪 @ jaz' room nu things http://www.nn.iij4u.or.jp/~agi/ 
06-6244-1071  OPEN/START 19:30 CLOSE 23:00 
前 ¥3000(w1drink)、当 ¥3500yen(w1drink)

* 11/3 京都 @ 精華大学木野祭 http://www.kyoto-seika.ac.jp/t_news/n_kinofes.html 
w/電撃ネットワーク、イルリメ OPEN/START 12:00(天ノ川出演は15:00以降) CLOSE 21:00 
フリーコンサート

* 11/4 東京 "comma night" @ Yotsuya outbreak http://www.hor-outbreak.com/index.html 
03-5368-0852  w/Yesternow、Filastine他 OPEN/START 24:00 入場料1800yen

* 11/12 郡山 @ peak action http://www.try-mode.jp/peak/info.htm 
024-991-0533 w/郡山即狂集団 OPEN 18:30 START19:00 前 ¥3000 当¥3500(w/d)
問合:Studio山猫軒(秋山)090-2022-5712 QYK00633@nifty.ne.jp 

* 11/13 仙台 @ Droom http://www11.ocn.ne.jp/~droom/ 
022-711-7260 OPEN 20:00 前 ¥2000 当¥2500 (別途1drink¥500)  
問合:ドローム022-711-7260又はガンジャバンガ022-722-3727

(05.Nov)

10月9日デス
西麻布YELLOWで、Juzu aka moochyワンマンDJとNXSライブがある。今どんな音を出すのだろうか。非常に興味深い。
***
『MOMENTOS』@YELLOW
DJ:JUZU a.k.a.MOOCHY (LONG SET!)
LIVE:NXS
Nano space DJs:
ヨーグルト(Upsets/Slowmotion)、クリハラダイ(Tri-eight Rec)、ACKKY (Riverside Bum!)、OZMZO a.k.a. SAMMY
OPEN 22:00with flyer:2500/1D、door:3000/1D
http://www.club-yellow.com/
***

もうひとつ、以前カンマナイトにも出たGOLDEN OMAHAの天海くん主催による「母」というイベント。母とかいた紙持参で割引。今の制御されたアナキズムを予感させる。
『母』@六本木MaZEL
灰野敬二、DJ SPRINKLES、L?K?O × KILLER BONG他
OPEN21:00 割引:2500/1D、door:3000/1D
http://club-mazel.com

(05.Oct)

ニューリリース、天ノ川に決定!
今年結成されたニューバンド、天ノ川のアルバム「Eins」を8月21日にリリースします。ターンテーブリストL?K?OとマニピュレーターUlu、そしてドイツの名ドラマーMani Neumeierの3者は昨年東京で初共演を果たし、今年ふたたび2度のセッションを経て、天ノ川を結成。1stアルバム「Eins」は今年行われた演奏の記録から制作されたもので、今ここで音が紡がれていく勢いをそのまま封じ込め、予想を超えた展開を楽しげに繰り広げる作品となりました。(左はアルバムジャケット。フィギア・アーティストのメチクロによるデザイン&ナガツカモトコの木版画の、夜の闇を背景に黄金の幾何学模様が映えるアートワーク。)
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アーティスト:天ノ川(アマノガワ)
タイトル:Eins(アインス)
カタログNo:commacd-17
定価:2520円(税込)
通販を受付中です。8月中旬にはお届けできます。→shopへ
試聴サンプル:sample1, sample2, sample3, sample4, sample5
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Mani Neumeier(マニ・ノイマイヤー)氏は1940年生まれ。スイスの女流ピアニスト、イレーネ・シュバイツァーのトリオでドラマーとしてのキャリアをスタートさせた。その後、1960年代後半に即興グループGURUGURUを結成、ジャーマンロックという世界的にも独特な音楽の動きを代表するバンドのひとつとなった。くわしくは、公式サイト< http://www.guru-guru.com/start.htm >をご覧になってください。僕自信の感想としては、GURUGURUに岡本太郎の語る爆発と同じ響きを聴く。今日では失われつつある、パッションの冷徹な力を感じる。Mani氏に対して、初めて衝撃を受けた音楽は?と質問してみたところ、少年時代に見たルイ・アームストロングのステージだと教えてくれた。サッチモのトランペットは太陽のようだった、と。その響きは、今もMani氏の中で鳴り続けているに違いない。もうひとつ、自身のドラミングを発見したきかっけについて聞かせてもらったのは、前述のイレーネ・トリオの演奏旅行中の宿で、雨の滴が屋根を打つのに耳をすませるうち、リズムをいかに生み出すかということに目覚めたのだという。Maniさんの演奏では、ドラムに限らず、世界各地の民族楽器や、お皿、床など身の回りのものを何でもパーカッションにして見事に鳴らしてしまう。そこには、野生動物のような俊敏さと同時に、一切の無駄がなく実に機能的なモダンセンスが流れていて、そのバランス感といったものがとてもチャーミングなんです。

Uluは名前をタテヤマ君といい、AOAでの作品やDJなどでこの数年カンマのプロジェクトによく参加してくれている。いや、実はその前の95年くらいから彼とはよく一緒にレストランやバーなどでアンビエント・パーティーを開催していた時期がある。アンビエントといっても最近巷でありがたがられている癒し系とは全然関係ありません。もちろんうっとりさせる幻想の世界もあるが、時に響きというものの不思議なおそろしいような力も感じさせたりするもので、おぼろげで、連続していて、重層的な音楽の姿を楽しむという主旨のもと、当時のアンビエント・エレクトロニック・ミュージックをきっかけに、古今東西のレコードをコラージュする試みでした。秩父の旧農家(DJクリスの家)、館山のビーチ、長野県の美麻村という場所の小学校跡地でのパーティーなど、巨大化した屋外レイブとはまた違った、ゆっくりと過ごせて音楽的にずいぶん過激な集まりがいくつもありました。今、あらためて思うに、Uluはそういう意味でのアンビエントの感覚に鋭い音楽家だ。彼の発する音は、あらかじめ共通した感覚にフィットさせるというより、遠い世界への連想を誘発させて、音楽に「どこでもドア」を開かせてしまいます。

L?K?Oとは何を意味する呼び名なのか、ちゃんと聞いたことがないのですが、その音楽性を的確に表現しているような気にさせるのは何故だろうか?たぶん、「?」記号が文字に挟み込まれているところが味噌かもしれない。通常の用法で「?」を見ずに、アクセントとして発想するというか、とにかくグルービーに?な感じなのです。スクラッチといえば、アクロバットなものからスマートな方向まで若衆ファッションと結びついて発展しているジャンルですが、L?K?Oのは、僕が思うには、それとはまた別の新しいジャンルと言っていいんじゃないだろうか。江戸の火事場で、火消しの組同士が瓦屋根の上でケンカしている騒ぎに近いテンションで、ブラコンからラガ、津軽じょんがら三味線からヴァンヘイレンのギタートリル、機関車や蝉などなどの各種特殊効果音、多種多様なレコードをモーレツな加速度をつけながらこすりまくるのである。これに慣れない中はとても情報処理が追い付かないために騒音に聞こえるかもしれないのだが、録音テープを家に持ち帰って聴いてみたとすると、スピーカーから溢れかえる音の断片を片っ端から捕まえては、バースデイケーキのデコレーションをこしらえていたりして、その細工の見事なのにきっとビックリするのです。



そんな3者3様のミュージシャンが初共演を迎えたのは昨年の秋、渋谷で開催されたヒゴヒロシさんとERAさんの主宰によるDIP AURAというパーティーでのこと。UluとL?K?Oに、あのGURUGURUのドラマーが加わるという意外な組み合わせだったから、これはと思い、観に行ってみた。1時間あまりの演奏は、3人のおとこ達が井戸の底での宝探し、という印象だった。若手二人が、今日はそろそろ引き上げませんか、と遠慮がちなニュアンスを送るも、親方からは、まだまだこれから、との合図。減速ムードになると再びエンジン全開、これを幾度もくりかえすうち、宝ものはさておき、泥をかき分けることに熱が入っていくのが感じられた。こういう後味もあるのか、と思いながら、夜更かしした明け方の電車が少しも苦にならなかった。

そして今年の3月21日、新宿ロフトでのカンマナイトにはUluとL?K?OにDJ出演が決まっていた。ちょうどMOTTさん(今回のcdジャケットに木版画で参加)がそのフライヤーをManiさんに手渡す機会があり、それをきっかけに再び3人の共演が実現することとなった。この時の演奏は、昨年にくらべて格段に精度をまし、センシティブな瞬きが音に現れていた。ドラミング、スクラッチ、電子音が立体的なレイヤーをなして高速飛行するフォーメーションが出来上がった。この手応えを得て、Maniさんがドイツに帰国する直前の4月11日に四ッ谷のアウトブレイクで追加ライブが決まった。Maniさんとパートナーのエツコさんが主催するサクラパーティーという企画だった。とてもリラックスした会場の雰囲気もあり、演奏はダイナミックに発展した。L?K?Oは、オープンリールとラジオを使って揺らめくイメージを重ね合わせ、痙攣するスクラッチで場面をシャッフルさせていった。Uluは電子音をコントロールして、空白の間に輝く粒子をちりばめながら、ブロックノイズ的変調を加えて場にメリハリをつけていく。Maniさんは、無数の星々から星座を見つけだすように、流動する状態にたちまちリズムを与えていった。混沌の一歩手前でつねに輪郭を保持する緊張感があり、実におもしろい。3者の音楽は互いに勢いよく当たっては砕け散り、そこに見知らぬ光景を発見して楽しんでいるようだった。

この2回の演奏はDATテープに収められた。この記録をアルバムにまとめてみたらどうだろう、という話が自然と生まれた。Maniさんがドイツに立つ前日の夜、高円寺にあるL?K?Oの仕事場に全員集合して、録音を聞いた。音を追って、スリリングな展開にさしかかると声をあげたり、笑ったり、皆でライブの時間を再現しながら耳を傾けた。響きが星々を思わせたためか、何とはなしに話は、Milkywayは日本語で何というか、Amanogawaといって七夕の伝説がある、という流れになり、そうしたらバンド名を天ノ川としよう、英語の名前はもう充分だからね、とすんなりまとまった。録音は全体で約110分、それを後日L?K?Oの編集で70分以内に収め、アルバムは完成した。タイトルはドイツ語で「一」を意味する「Eins」と決まった。この作品には、「かたち」が出来てくる様が非常によくとらえられています。そうした動きそのものを記録するというのは、ずっとカンマレーベルが興味を抱き続けてきたところでもあります。「Eins」は、非常にオープンな姿勢で、各プレイヤーが明快なスタンスをもって、音の運動に向かい合った記録と言えます。テーマは、いわゆるアドリブ演奏にあるのではなく、意味が生じる前の単純で複雑な振動状態から音楽に付き合った、体当たりによる無心な作業から出てきています。

(mimura 05.July)

ニューTシャツ完成。
カンマnewTシャツは<ライダ君>の登場です!
裾に染めを入れて、夏に向かってビビッド感いっぱいデス。
手染め、手刷りで作りました。→Shopへ!

サイズ / S、M、L
色 / ブルー、クリーム、ピンク生地
+すそ部分後染め
+グリーン(蛍光、ラメ入り)シルク刷り


(05.June)

てんつく、オープン。
SoftのドラマーPON2が京都に雑貨店「てんつく」をオープン。丸太町駅下車すぐの鴨川に面したところ、京都市左京区川端通り二条上る新生洲町102-1 / 075-771-5769。お店の内装は相棒のギタリスト清水君らが手掛けたそうで、また地元作家による小物をメインに、もちろん彼らの音楽作品などを販売するお店。いつもながら柔らかいDIYの心意気がおくゆかしいSoftribeであります。同じビルの2FにはMARURUという気のきいたバーがあり、いつもいい音楽がなっていて、Softらの実験的な別ユニットでのライブもよくやっている。

てんつくから鴨川をのぼるとまもなく下鴨神社に到着。神殿にむかう長い参道が真ん中を通る森があって、そこの緑はバリエーションがとても豊富でたのしい。水面の反射や木漏れ日のキラキラ宝石が舞うところを、ゆっくり歩いていくのもいいです。この神社は「いくかわのながれはたえずして・・」の古文で有名な鴨長明の実家だったそうで、移動折り畳み式住居「長明ハウス」が境内に展示されている。隠者が山に持ち運んでいって(牛にでも運んでもらったのでしょうか)、琵琶を弾いたりなどして過ごしたであろう、無駄なく品のいい造りのプチハウスを見ながら、移動住居というコンセプトに未来を感じました。
(05.June)

店から神社まではかなりあります、とPON2から聞きました。記憶をもとに、いい散歩ができそうなことを書きましたが、実は遠いそうです。
(05.July)

おくればせながら、カンマナイトの報告。
 「3/21 カンマナイトvol.5 空気の裂け目その壱〜ハードボイルドの巻〜」と「4/23 カンマナイトvol.6 空気の裂け目その弐〜ファンキーでいこう!の巻〜」(両日とも@新宿LOFT)、完了しました。ご来場くださった皆さん、ありがとうございました。

 パーティーということを、色々な要素を総合する絵巻物イベントとして捉えてきました。が、空気に溶けてまとまってしまうことの物足りなさを感じ、元からゆさぶってみたくなりました。"一体化"から"立体化"へと目指す所を決め、この2回のシリーズに臨みました。"空気の裂け目"と題して、ベールのむこうにある白熱の殺風景を見てみたい、そんな気持ちでありました。
 "ハードボイルドの巻"は音楽に流れる動物磁気を高速度撮影によって瞬間冷凍した構図を見て「震え上がる会」、"ファンキーでいこう!の巻"は解凍後の振動状態をよくよく確かめつつ「体をほぐす会」、というようなつもりだったのですが、実際来てくださった皆さんはどうお感じになったでしょうか?感想など聞かせていただけたら嬉しいです。
  なお、今回は100年前のロシアの画家"マレビッチ"の四角形と200年前の江戸の絵師"葛飾北斎"の瀧巡りにヒントを得ました。

 ボクにとっては拍手も歓声も出しようがないとても素晴らしい瞬間があるのを確認した夜でした。各プレイヤーのそれぞれの立ち位置がキーンと伝わったし、その余韻が合わさっていく時の、協和音や不協和音をよく味わうことが出来ました。今後、この方向を押し進めて、「連鎖」と「立体」の観点、視点、聴点を押し進めていきたいです。

---お詫びしなければならないことがあります。3/21のディスカウントフライヤーに、情報希望の方からメールアドレスを書いていただきましたが、誤って焼却してしまいました。大変失礼を致しました。申し訳ありません。よろしければ、あらためて「INFO希望」として本ページ下部のメニューからe-mailをお願い致します。

***
3/21の出演(登場順に)
パ音社(歌舞伎町を紹介するビデオ放映)
エレクトロ ヒューマンゲル(2ヴォイス、キーボード、2ドラム)
Ulu(DJ)
ルーレットアイラー&ヨシダダイキチ&山北健一(サックス、エレクトロニクス、シタール、パーカッション)
L?K?0(コラージュビートミックス)
マニノイマイヤー&Ulu&L?K?O(ドラム、シンセ、ターンテーブル)
ジョンケージ作品上演(「4分33秒」ロング・ヴァージョン)
山本精一(ギターソロ)
ニュートロン(ギター、ドラム)
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4/23の出演(会場毎、登場順に)
≪メインフロア≫
ドーナッツ(DJ)
アブラハムクロス(ヴォイス、ギター、ベース、ドラム、パーカッション)
アルツ(プログラミング、シンセサイザー、サンプラー)
シティキャンパー05(ドラム、ダンス、ギター、エレクトロニクス、ベース)
イタル(DJ)
≪ラウンジ≫
ナミダ&ヒラ&ミヤ、1∞2、ユニバーサル・インディアン、ヒラ(皆DJ)

(mimura 05.May)

ニュース復活します。

ここ半年間で印象に残ったライブ、京都の山口富士男&チコヒゲ&レイ、プラハのジャッキー・オ・マザーファッカー、四ッ谷のマニ・ノイマイヤー、渋谷のイーダ&ヨシタケ・エクスペ、目黒のイエスターナウ、新宿の山本精一とアイデア・オブ・ジョーク。

興味深い動き、エレクトロ・ヒューマンゲル、アブラハムクロス、バットヘッドサングラスなどグ・ローカル・シャイニングで思ロイ。

マニさん&L?K?O&Uluの新バ&ド「天の川」に期待。ニュートロンの新作が待ち遠しいーーー。

(05.May)

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